大根餅

大根餅(だいこんもち)は中国料理の一つで、特に広東料理や台湾料理で親しまれています。中国語では「蘿蔔糕」(ローバーガオ)と呼ばれます。大根(白い部分)と米粉を主材料として作られるこの料理は、点心(飲茶)やお祝いの席でよく見かける一品です。

伝統的には大根餅を蒸してから切り分け、さらに焼きます。蒸すことで、より柔らかく、しっとりとした仕上がりになります。今回は簡単に作れるように蒸さずにフライパンだけで仕上げました。
大根餅の中にエビや豚肉、しいたけなどを加えて、風味を豊かにするバリエーションもあります。
大根餅は旧正月の祝い料理としてもよく知られており、縁起物とされています。これは、「糕」(ガオ、餅)が「高」に通じることから、高い成功や成長を願う意味が込められているそうですよ🎶

大根餅の作り方


◆材料(4人分)
・大根餅
 大根 300g
 じゃがいも 200g
 片栗粉 大さじ4
・あん
 醤油 大さじ2
 はちみつ 大さじ1
 片栗粉 小さじ2
 水 100cc

◆作り方
じゃがいもの皮を剥き、細かく切る。耐熱容器に入れ、レンジで柔らかくなるまで加熱(600Wで5分程度)。
柔らかくなったじゃがいもを潰す。
大根をすりおろす。
すりおろした大根にじゃがいもと片栗粉を加え、よく混ぜる。
フライパンを熱し、オリーブオイルを入れる。8cmくらいの丸型に成形して焼く。
耐熱容器に醤油、はちみつ、片栗粉、水を混ぜ合わせ、レンジで600Wで1分半加熱。かき混ぜてさらに15秒ずつ加熱し、トロトロにする。
両面が焼けた大根餅にあんをかけて完成。

◆栄養素(1人分)
カロリー: 約200 kcal
たんぱく質: 約2.5 g
脂質: 約3.5 g
炭水化物: 約40 g
食物繊維: 約4 g
ビタミンC: 約30 mg
カルシウム: 約40 mg
鉄分: 約0.8 mg

※ヒント
焼くときは胡麻油を使用すると風味が増します。


気になる栄養素はこちら


大根はビタミンCが豊富で、免疫力を高める効果があります。
じゃがいもは炭水化物のほか、ビタミンCや食物繊維も含まれており、エネルギー補給に適しています。
片栗粉は炭水化物の一種で、適度なとろみをつけるのに役立ちます。


おすすめのシチュエーション
この大根餅は、軽食やおやつとして楽しむのにぴったりです。作り方も簡単で、栄養バランスも良いので、お子様のおやつや、お弁当のおかずにも最適です。ぜひ、家庭で手軽に作ってみてください!

関連記事

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP